フランスでは2-3月にナポールでミモザ祭りが行われているほど有名な花で、リヨンにあるクロワルースのマルシェでもこの花はよく見かけます。
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久しぶりに本編をば。
ローマ劇場を見てのち、標識を頼りにノートルダム
大聖堂を目指してきた私は間もなくしてその姿を
眼前にすることができたのでした。
その絶大なる存在感を横に感じながらも
まずは景色、景色。高いところ好きな私です。
建物横の道を行きあたると、望遠鏡があり、
景色が見渡せる場所がありました。
やはり、建物が気になりますが、
それはそれで、書くべきこと、写真が山のように
あるので、後でたっぷり記したいと思います。
建物の奥にあるのはクロワルースの街並み。
テットドール公園の森も見ることができます。
他にもいろいろなものが見えるので、写真も
あまり画質を落としたくないんですけどね。
6M画素で撮った写真をそのまま載せられたらなぁ。
できれば写真をつなげて特大パノラマ写真を載せたい
ところです。
視線を右に移すと、
いや~絶景かな
写真ではかすんだように見えますが、
空気はとても澄んでいて見晴らしは最高
朝日に照らされて建物が落とす影が、
すばらしい景色をさらに特別なものにしてくれます。
街全体が光に包まれた神々しい景色です。
それにしても高いところから景色を見晴らそうとした時に
こんなに最高の景色に恵まれるなんて、晴れ男(自称)
の面目躍如といったところでしょうか?
(この自信はあとでギッタンギッタンに打ちのめされること
になるのでした・・・)
このアングルでは丸屋根のオペラや市庁舎なんかを確認
することができます。
リヨンを象徴する建物、クレヨンが地平線と交差しています。
街の景観を守るため高層ビルのほとんどないリヨンですが、
クレヨンがある新市街は非常に発展していて、これから
高層ビルが増えそうな雰囲気があります。
クレヨンの屋上にはライブカメラが備わっていて、
リヨンの街並みを見晴らすことができます。
ここフルビエールにもできないかな。
クレヨンの左にはモンブランがあるはずなのですが、
朝もやがまぶしくて見つけることはできませんでした。
すぐ眼下にはサン・ジャン大聖堂、そして
オテル・デューなどこれまでに見てきた建物が
並んでいます。初めて見た街並みなのに
どっちを向けば何があるか、すでに土地感が
備わっているのは事前リサーチのおかげです。
もっともGoogleEarthじゃあ、こんなに感動しませんけどね。
アンペール広場、ペラーシュ駅辺りの景色。
帰って来てから思ったのですが、ローヌ川と
ソーヌ川の合流ポイントは見えたのかな?
今度、確認してみよう!(再び行く機会があれば)
左から右に視線を送り、
ひととおりリヨンの街並みを見渡すと、
う・う・う・う・・・
うわ~ん
この旅行の計画をはじめてすでに9か月。
来たくてたまらなかった街、見たくてたまらなかった景色が、
今、眼前に。涙・涙の大感動です
リヨンでしたかったこと、見たかったものが次々と叶っていく
今の一瞬がたまらなく嬉しい。
そんな旅の一ページを次回もお送りしたいと思います。
今日のリンク
クレヨンの屋上にあるライブカメラ
http://www.grandlyon.com/la-webcam-du-grand-lyon.150.0.html
コントロールボタンを押すと1分間、
自分でカメラの向き、ズーム機能を
操作することができます。
進展情報のお知らせです。
5泊7日のリヨン旅行で合計756枚の写真を撮ったのですが、
現在までにブログで振り返ったのは69枚。
これまでに書いた記事は18なので今までのペースで
記事を書いていくとあと8か月くらいかかるかもしれません・・・
まとめページとは名ばかりですが、
まぁ、ゆるゆるとやっていきたいと思います。
では、今日のお話。
ケーブルカーでフルビエールに登り、
着いたのはローマ劇場のある次の駅。
花を見ながら勘に頼って歩いていると、
すぐにその場にたどり着くことができました。
やはり通り過ぎてしまっていたので劇場の上からの到着となりました。
まだ朝早いので観光客もほとんどいません。
この遺跡、紀元前43年、古代ローマ時代建造のものらしいです。
紀元前と言われるとかなわないなぁという気がします。
リヨンとは一味違った雰囲気の味わえる場所ですが、
リヨンのイメージも固まらない間に真っ先に来ても
いい場所だったのかは疑問が残るところです。
近づいてみると、石で囲われたスペースに芝生が植えられていました。
石だけで作られたイメージがあったので、その色彩が新鮮に感じられました。
あと、特筆すべき点は真ん中の十字架のような物体。
これは遺跡の一部ではなく、地元の人が劇場として使う際の
照明(音響?)装置の固定金具らしいです。
光の祭典の時のものでしょうか?
紀元前の遺跡を使った劇場、なんだかとってもぜいたく。
いったいどういうものになるのでしょうか?
観客席の合間にある通路。
観客のものではなくてここから舞台に出ていく用のものっぽいです。
ここから出てきたライオンが、
真ん中で待ち構える武装した兵士と決闘!
コロッセオじゃないんだからそれはありませんね・・
こういう柱を見るとローマ(ギリシャかな?)って感じがしますね。
聖衣星矢でよくこういう場所が出てきたなぁ。
(じゃあ、ギリシャじゃん・・)
海外に観光に来て残念に感じることは、
説明書きが読めないこと。世界の歴史に
触れられる貴重な機会なのに。
語学力って大切ですね。
プレートの右側にある絵に注目。
観客席の前にこんなに大きな建物(舞台?)が。
王様がここから演説したのか?
はたまた二階から女優が相手役の名前に
疑問を投げかけたのか?
ネットなどの情報で、フルビエールのローマ遺跡として
紹介されているのはこういうアングルの写真。
実際に歩いてみると結構、イメージとは異なる印象を
受けます。なによりも想像していたより大きい。
階段一段一段が非常に大きくて、観客席としては
かなりゆとりのあるものだったのではないでしょうか?
そういえば、通っていた高校にこういう広場があったなぁ。
もっぱら集合写真用に使われていましたが。
この劇場であれば全学年が収まってもまだ余裕がありそうです。
もっともそんな集合写真を撮っても、ひとりひとりの顔は
小さすぎて判別できそうにありませんが・・
劇場のとなりにはちょっと小さめの劇場が併設されています。
小さいといっても写真に写っている人と比べるとその大きさが
よくわかると思います。こっちでも全校生徒が収まるかな?
劇場の脇に花に囲まれたガラス張りの変な物体を発見。
大衆と離れ、エアコンの効いた部屋で舞台を見ることができる
VIP席でしょうか?
絶対に違う気がしますが、正直何に使われているのか
想像がつきません。
いや~、今日も書いた、書いた。
(写真を)貼った、貼った。
数え切れないほどの写真を撮りましたが、
それぞれ思い入れがあって写真を撮っているわけで、
その時のことを思い出しながら文章を書いていくと
本当に言葉が尽きません。
写真も全部使いたくなりますが、できるだけ厳選して
“リヨンへ旅行を計画している人のためのまとめサイト”
として展開していきたいと思います。
(もうすでにダメかな?)
vieux lyon駅まで旧市街を歩き、このリヨン散策で
唯一、交通機関に頼ることに。
旧市街の街並み。石畳の道に、ギリギリまで
せり出した建物。日本は狭くて、人口密度が
高いと言われますが、ここリヨンもなかなかの
ものです。
限界まで土地を有効活用しているので、陽の
光が全く差しそうにない。高緯度な土地に住む
フランス人は太陽大好き人種だと思っていたけど、
建物を建てる時に日照権とかいう話しにはなら
なかったんでしょうか?
サン・ジャン大聖堂手前でVieux Lyon駅に到着。
あと50mも行けばサン・ジャン大聖堂。
でもフルビエールから降りてきた後に寄る予定なので
楽しみはあとにとっておくつもり。
今はただフルビエールを目指します。
Vieux Lyon駅での券売機。
昨日、現金でチケットを買うことには成功しているので、
今回はカード払いしてみることに。
今日はあとで使うかもしれないから、
4.2ユーロの一日券を買ってみることにしました。
画面下の円筒型トラッカーを転がして選択、緑色の決定ボタンを押します。
その後、カード払いを選択して暗証番号を押し、右下緑色の決定ボタン。
BON CODERETIRE CARDと表示されたらカードを引き抜きましょう。
チケットが券売機下からでてきます。
一度使ってしまえば非常に簡単なシステム。
国鉄とは別に一つの街で閉じた交通機関、TCL。
使えばあなたも病みつきです。
あ~、我が街にもできればいいのに。
駅のホームで待っていると、しばらくして
ケーブルカーが到着しました。
ここで交通機関を選択した理由は坂が疲れると
いうわけではなく、ケーブルカーが見たいから。
トラムを見て期待してたんだけど、案外普通の
ケーブルカーです。
(まぁ、事前リサーチで知ってたんだけどね・・)
vieux lyon駅からは2つのケーブルカーが出ています。
ひとつはフルビエール方面、もうひとつはローマ劇場方面。
ローマフルビエールと見学するつもりだったので
ローマ劇場方面に乗ったのですが、ここで誤算が。
ケーブルカーなんだから上と下に駅が2つあるだけ。と、
漠然と考えていたものの、実際は途中駅が。
しかも大量に人が降りていく。
メインどころのローマ劇場は終点だろう。
しかも降りて行っているのは小、中学生っぽい子供ばかり。
きっとここは学校専用の駅なんだろう。
なんて考えて終点まで乗って行ったら、
行きついた先は、
フルビエールの丘の上。
「おっ、やったじゃん。」
と思ってあたりを見渡すと、
ローマ劇場っぽいものがない・・
慌ててリサーチ資料の路線図を見ると、
Vieux LyonMinimes(Théâtres Romains)ST JUST
思いっきり通り過ぎてる・・・
資料があるなら確認すればいいのに・・・
思い込みとは怖いものです。
まぁ、そんな自由が利かないところも旅の楽しみ。
天気もいいことですし、勘を頼りにローマ劇場まで
歩いていきたいと思います。
今日のリンク
※2008/4/1からTCLのチケットが値上がりしました。
一回券:1.6ユーロ
10回券:12.8ユーロ
二時間券:2.2ユーロ
一日券:4.4ユーロ
19時から券(19時以降乗り放題):2.2ユーロ
詳細はTCLのページにて確認してください。
http://www.tcl.fr/
Tarifs>Ticketsで各チケットの値段を確認できます。
橋マニアとして気になっていた『赤い橋』からみる風景。
リヨンでも屈指の美しい橋です。
この橋を通って、ソーヌ川を渡ると、
サン・ジョルジュ教会
Saint Georges
『旧市街はサン・ジョルジュ教会に始まり、
サン・ポール教会に終わる。』
別に何かの格言っていうわけではなくて、
リヨン観光協会のサイトにある、『リヨンの歩き方』
によると、どうもそうらしいのです。
教会について何も知らないので、
そんなの基本だよと言われるかもしれませんが、
リヨンに来て、教会を観察していると、あることに
気づきました。
ひとつは正面と背面で全然景色が違うこと。
紺色の屋根を持つ正面?(今まで見ていた方)に
比べ、背面は色がなく地味。
地味、とは言ったものの、彫刻は非常に細かく、
礼拝に来た人たちの入口はこちらにあるので、
こちらが正面と言えるのかもしれません。
気づいたことのもう一つは、
正面が東側、背面が西側に向かっていること。
朝はパッと見、色白できれいな正面。
夕方は彫りが深く、味のある背面に陽が当たるように
なっているのか、実際、そのような条件で教会を
見ると非常に美しく見えます。
さらに、ご神体(?)は東側に設置され、
朝の礼拝の時間にはステンドグラスから差した光が
後光のようになって、より威厳が感じられるように
思います。
帰ってきてから、そういえばと思い返している
ことばかりなのですが、これからリヨンに行く人には
それを意識して、教会には朝、夕方と2回行ってみること
をお勧めします。
今日のリンク
リヨン観光協会
http://ww.en.lyon-france.com/page/p-209/art_id-/
リヨンのことならなんでも載ってるサイト。
リヨン旅行を計画している人にとって最も
頼りになるサイトのひとつです。
私のリヨン散策コースも、ここにある
『リヨンの歩き方』を参考にしました。
リヨンに来てからこういう物体をよく見かけます。
復活祭が近いから。というわけではないようで、
近づいて確認すると、どうやらワインボトル用の
回収ボックスだそうです。
事前リサーチしたときに見たのは緑色の
もっときちゃないものだったのですが、
新型でしょうか?
リヨンではバス専用道路が作られており、
一見したところ、それがしっかりと守られています。
一般道との境目にある出っ張りがそうさせているのだと
思うのですが、この後、その出っ張りを我が身で実感することに。
あ~、新しく買ったジーンズのポッケットに穴が・・
デジカメに凹みが・・
みなさん、道路を渡るときはこの出っ張りに気をつけましょう
と、色々ありながらプレスキル地区を縦断。
ソーヌ川と遭遇しました。ローヌ川と比べると
あまりきれいとは言い難いソーヌ川。
雪解けがあるせいか流れもすごい急です。
しばらく水面を眺めていると、上流からあるものが
流されてきました。
カモのつがい。地元の人が餌をやっているせいか、
私に近づいてはきたのですが、あまりの流れの
急っぷりにそのまま下流に流されていきました。
見ると、足はバタバタとせわしなく動かしている。
全力で泳いでも流されるくらいなら、
水辺に上がっておけばいいのに…
そんなカモを見送って顔を上げると
おぉぉおぉっ~!
ソーヌ川から見る、フルビエール大聖堂。
次回は橋を渡って、旧市街へ突入したいと思います。