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ミモザンによるリヨン旅行のまとめページ。 リヨン旅行で撮影した750枚にも及ぶ写真とともに 楽しかったリヨン旅行を振り返りたいと思います。
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プロフィール
HN:
ミモザン
性別:
非公開
自己紹介:
名前の由来は花のミモザから。
フランスでは2-3月にナポールでミモザ祭りが行われているほど有名な花で、リヨンにあるクロワルースのマルシェでもこの花はよく見かけます。
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さて、いよいよ教会の中に入ります。

朝早くて人がまばらな中、門は閉ざされ、
中には入れるのか、入るのにお金は必要なのか、
疑問を持ちながら建物の周りをぐるぐると回っていると、

いかにも一般人そうなおじさんが(失礼?)
教会背面(西側)の階段の上にあるもんから
普通に中に入っていくのを見ました。

近寄ってみると小さい文字で『entrée』と書いてあります。

なんか入ってもよさそうな言葉だったので、
おそるおそる中に入ってみることにしました。

旅行中によく見かけた単語なのですが、
entréeは入口という意味。出口はsortieです。


中に入ってみて仰天
2008043001_lyon.jpg









高さ30m超、奥行き4,50mもあろうかという大広間。
金細工で埋め尽くされた天井、周りを囲うステンドグラス。
彫刻、絵、そして館内に流れる音楽と荘厳な雰囲気。

しばし口をあけ、ポカーンと圧倒されっぱなしでした。
私は47都道府県中35都府県を訪れ、奈良や京都の
仏閣も数多く回ってきました。

日本の良さ、美しさを知らないわけではありません。

しかし、こんな美しい景色は今までに見たことがありません

日本では建物には建物の、絵には絵の作者がいるわけですが、
この複合的な芸術作品は一体何人の作者によって作られたのでしょうか?


しばし、ただただ圧倒されながら時が過ぎ、
やっと自分を取り戻せた私はひとつひとつの芸術品を
見て、さらに感動を覚えるのでした。
2008043002_lyon.jpg









本当に足もとから天井に至るまで芸術品に覆われています。
ふと上を見上げると、金細工が施された絵が。
ノートルダム寺院なだけに聖母マリアに抱かれた
イエスキリストの絵のようです。
2008043004_lyon.jpg













その天井まで30m以上もある巨大な空間は
巨大な柱に支えられています。

日本人の感覚からすると、地震の横揺れ一発で
曲がってしまいそうな構造。地震がないということも
建物を作る上で自由度を増やす大きな要因に
なるのですね。
2008043003_lyon.jpg













2008043010_lyon.jpg









ぐる~っと建物を取り囲むステンドグラス。
これ一枚で数十分は時間をつぶせそうな作品が
所狭しと並べられています。

このステンドグラス。最近のデジカメで写そうとすると
なかなか難しい。私もこの感動はぜひ、きれいに残したい
と試行錯誤して撮りました。

オートで撮ると白く飛んでしまうので細かい設定が必要。
中でも重要なことはISO感度を下げ、カメラを固定して
撮るということ。最近のデジカメはISO感度が高く、
暗い中のものを明るく写すということに適しています。
一番最初の写真を見てもわかるように、建物の中の様子
を写すのにはこのまま撮ればいいのですが、中央にある
ステンドグラスは白く飛んでしまってよく見えません。

ISO感度を落とすと、逆に部屋の中は暗くて見えなくなりますが、
ステンドグラスの部分はしっかり色が残ってきれいに写るのです。

明るさによって設定値も変わってくると思いますが、ISO100くらい
が適当なのではないかと思います。

手ぶれを起こさないようにカメラをしっかり固定することは必須。
“脇をしめて”というよりはカメラを三脚で固定するなり、どこかに
置くなりして、さらにシャッターを切る時にブレが起こらないよう、
タイマーを使いましょう。

これであなたもステンドグラスの達人
レッツゴー、フルビエール


長くなったので続きは次回に持ち越しです。

今日のフランス語
entrée・・・入口
sortie・・・出口
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